2種類のネットショップ
誰でも参入することができるネットショップは、大人気の事業となってきているといえるでしょう。
その開店方法は、主に2種類あり、それぞれに特色が存在します。
自分の状況に合わせて選択することで、そのメリットを有効活用することができるのです。
自分で作成して出店する独立型
インターネットの知識があって、ホームページなども作れる場合には、自分で出店してしまうのが、最も安上りの方法です。
サーバースペース代金も最小限で抑えることができますので、支出は最小限にすることができます。
だからと言って、メリットだらけではありません。
集客も管理も自分で行わなければならず、システムに関しても自作するかどうかで費用に差が付きます。
ECパッケージを使えば、かなりの費用が発生してきますので、メリットとなるのかどうか明確に判断する必要があるでしょう。
集客に関しては、SEO対策やクリック広告など様々な方法をとることになります。
誰も宣伝はしてくれませんので、多くの知識を身につけ、対策を売っていかなければいけません。
ローリスクではありますが、多方面での知識が必要となり、外注費用はそれなり大きなものになる可能性があるのです。
ショッピングモールを利用する方法
Yahoo!ショッピングや楽天市場といったショッピングモールに出店する方法は、費用の問題がありますが効果的な方法であるといえるでしょう。
場所を借りるということと、宣伝の一部を肩代わりしてくれるため、費用は考え方によってはペイできるものであるといえます。
出店費用のほかに、ロイヤリティの存在も忘れてはいけません。
売り上げに対してかかる費用で、高額になればなるほど負担は大きなものになるといえるでしょう。
プランを上げることで、比率を下げることもできますが、利益率を5%以上は圧迫することは見逃してはいけない点です。
最近ではYahoo!ショッピングのように、出店費用もロイヤリティも掛からないところも出てきました。
その分だけ、アフェリエイトに投資したりすることもできるようになっています。
では、どこで利益を上げているのかといえば、カード決済の手数料です。
プランを下げてしまうと、カード決済しかできなくなり、その決済金額の3.3%~4.5%が手数料として取られる仕組みになっているのです。
しかし、売れなければ費用は発生しないのですから、経営ということを考えると、赤字になりにくい体質の経営をすることができるといえるでしょう。
どちらも一長一短があり、自分の能力次第で考えていくといいでしょう。
ですが、重要となるのは、集客と転換率であることは忘れてはいけません。
顧客を向い入れ、顧客が購入しなければ、商売としては決して成り立たないからです。