包装発送準備

252月 - による - 0 -

信用ということが重要な要素になるのはネットショップも変わりません。
ネットショップという環境を考えたとき、お互いが見えない以上、実店舗以上に信用ということを考えていかなければいけないのです。

信用にかかわる最後の梱包

顧客が注文した商品を最初に手にするのが、商品が到着したときです。
この瞬間が初めて触れる瞬間で、この時の梱包に関する評価が第一印象となります。

実店舗であれば、それまでに様々な情報を手にしたうえで購入することになりますが、ネットショップでは購入したという感覚は、梱包を手にした時なのです。
それだけ重要度の高いものになるため、気を使って使い過ぎということはないといえるでしょう。

運送会社の選択と契約

商品を発送し、顧客のもとに届けることになるネットショップでは、運送会社との契約が必須になるといえるでしょう。
特に着時間の指定や現在の荷物の位置をトレースすることができる宅配便は、その中心となってきます。
格安で小さなものの場合には、メール便を使うこともありますが、簡易的で投げ込まれてしまうため信頼を得ることは難しくなるともいえるのです。

契約方法は、量の予測と料金を決めていきます。
取引実績が増えれば、料金は必然的に下がってきますが、最初のうちはそこまで下がることはないでしょう。
頻度によっては回収を依頼することができるものもありますので、契約の中に盛り込んでおく必要があります。

送料をだれが負担するのか

ネットショップの場合、送料負担は顧客負担になることがほとんどですが、高額購入の場合には割引にしたりすることで、顧客に付加価値を与えることになります。
顧客にとって送料というものは、購入費用外として考えていることがほとんどです。

そこで、一定額で無料や割引にすることによって、客単価を上昇させることができることもあります。
商品の組み合わせと購入単価を照らし合わせ、ワンランク引き上げることに寄与してくれることがあるのです。

契約の時に注意するべき代引き

代引きの契約は、運送会社と組むことになります。
会社によってかなり違いがある部分ですので、事前に必要書類を確認しておくといいでしょう。
価格も違いますので、比較検討する部分でもあります。

納品するということで上げることができる顧客満足度

顧客が初めて商品を手にする瞬間ですので、開梱したときに送り状は同封したいところです。
手書きで送ることが一番ですが、なかなか難しい部分もあるでしょう。
手書きフォントを使って作成するだけでも違いがありますので、顧客満足度やリピート率の向上を考え添付しておくといいでしょう。

納品書も同様です。
ただし、こちらは手書きを避けなければいけません。
明確な書類でもありますので、プリンターで打ち出し、添付書類として別につけることが求められるのです。

領収書の必要がある場合には、納品書と同封しておくといいでしょう。

送付の梱包と商品の梱包は別

商品を送るための梱包は、商品を守るためのものです。
商品の梱包とは違うものだと認識し、大切な商品を大事に梱包したところを見せることも大切となるでしょう。

自分が受け取った時にどうとらえるかを考え、梱包しなければいけません。
たった一つのことですが、この瞬間に今後もとりひきしてもらえるかどうかがきまるからなのです。