駅のそばにあるような商店街を見ると、シャッター商店街になっている姿を見かけます。
実店舗を構えても、そのリスクばかりが先行してしまうため、新たに開店する店舗は
かなり減っているといっていいでしょう。

中小企業白書によれば、開業数は圧倒的に落ちてきており、廃業数と拮抗している状態です。
コストの問題もありますが、顧客数の確保も難しくなってきており、リスクマネジメントが
経たない状況だからとも考えられます。だからこそ、ECサイトが注目を
集めてきているといえるでしょう。

ECサイトとは一体何か

インターネット上に店舗を構え、商品を販売し、クレジットカードを中心とした商取引を
展開してきているのがECです。amazonや楽天市場など、インターネットの発達とともに、
電子商取引であるECサイトが花開いてきたといえます。このほかにも、
電子書籍を扱うサイトも、広い意味ではECサイトと言えるでしょう。

どこにいても、インターネットを携帯電話などでも利用できるようになり、買い物をするのに実店舗に
赴かなくても済むようになりました。家にいながらでも、24時間注文することが可能で、世界中
どんなものでも手に入れることができるのです。

構造的には、インターネット上でホームページを見るのと同じことで、そこから注文を
入れる形になります。クレジットカードを使うと、即時決済ができるため、発送対応も
速くなるのが特徴です。

自分で商品を買いに行くわけではありませんので、輸送機関によって届けられるところも
重要な意味を持ちます。これにより、ECはどんなに重いものでも販売することができ、
自分で運んでくる必要もなくなりました。大きなメリットを持つECですが、商品を
実際に触ることができないという、デメリットも併せ持っていることは忘れてはいけません。

参照ページ：「eコマース」とは？ | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」

ECの取引形態

ECでは、インターネット上にお店を構えることができるため固定費が高い実店舗を持つ必要がありません。
取引方法としては、３つの形態があります。

BtoC

業務を専門とする「企業」対「消費者」であるBtoC

BtoB

「企業」対「企業」で商品の取引を行うBtoBなどがあります。迅速に取引ができるという点では、どちらにもメリットがあるといえるでしょう。

CtoC

この取引形態は「消費者」対「消費者」という取引図式ですが、オークションでの売買がこれに当たります。電子商取引の方法の一つであり、どんなところにいても商品を販売することができるメリットを生かしている方法だといえるでしょう。