ソフトウェア系サイトの事例

2511月 - による - 0 - 各業界のECサイト紹介

その場で商品購入までが完結できるサイトが望ましい

インターネット上では、文字通りありとあらゆるタイプの商品が販売されていますが、商品タイプごとにコンテンツの作り方は異なります。
たとえば、ソフトウェア系のECサイトの場合は、ファッションや電化製品のようにたくさんの製品を抱えているわけではありませんので、それぞれの製品をしっかりとプロモーションして、確実に購入に至るような内容とすることが求められます。

そのための一つの工夫として、訪問客がその場で購入に至るまでのプロセスを完結できるようなサイトの構造とすることが重要です。
ソフトウェア販売の利点の一つは、実際の物を配送する必要はほとんどなく、データだけを送れば済むということです。
より他のタイプの商品よりも効率の良い販売手法が採りやすいことになりますので、そのアドバンテージを可能な限り活かすようにしましょう。

具体的には、同じページの中に商品説明文や動画、見積もりプログラムなどを置き、その場で購入の判断ができるようにします。
そして、やはり同じページもしくはリンク先に決済画面を設けて、すぐに購入手続きに移り商品を受け取れるようにすることが大事です。
顧客がためらうことなくダイレクトに商品を購入できますので、コンバージョン率も上がるというメリットがあります。

見積もりが簡単にできるプログラムを置くことが大事

ソフトウェア系の商品の場合、他の商品に比べて個人の顧客よりも法人顧客が多いという傾向が見られます。
そのため、大量に販売することも多いので、見積もりをしっかりと出すということはとても重要です。
この点、「ゼンリンストア」では、法人顧客がすぐに価格を把握することができるように、見積もりプログラムを設置しています。

見積もりが簡単にできると、購入の判断も早くなりますので、他の競合サイトに顧客を奪われにくいというメリットが生まれます。
また、自動計算のプログラムを採用することによって、担当者同士でのやり取りをすることもほとんどなくなり、人件費を削減できるという二次的な利点もあります。

ダウンロード販売と配送販売の2種類を選択

ソフトウェア系サイトの利点は、サイト上だけですべての販売手順を網羅できるということですが、大きなソフトウェア会社ではダウンロード版だけでなく、パッケージ版も必ず用意しています。
やはりパッケージで入手して利用した方が安心という考えの人も多いですし、PCクラッシュなど万が一のことを考えると、実際のディスクがあった方が無難ということもあるからです。
また、豪華なパッケージとすることで、ブランドイメージを上げることにもつながりますので、ダウンロード版と配送販売の2種類を用意することにはメリットがあります。