出版系サイトの事例

191月 - による - 0 - 各業界のECサイト紹介

書店での売り上げからオンライン販売への移行

出版業界の売り上げは変わらず、紙ベースの本がメインとなっています。
読書が好きな日本人にとっては、デジタル書籍が開発され便利に読めるようになっているとはいえ、やはり紙の本を読みたいという人は大部分を占めます。
しかし、このような傾向が見られるとはいえ、書店での本の売れ行きが下がっているのも事実です。

そのため、出版業界も様々な取り組みを行うようになっていて、出版系のサイトも増えてきています。
単に本の紹介をして紙ベースの本を配送するという形で販売しているところもあれば、デジタル書籍を積極的に発行して販売しているところもあります。
それぞれにメリットがある販売手法ですので、自分たちの販売戦略に合っているかどうかを検討して、それに見合ったサイトを構築する必要があります。

ジャンル分けして分かりやすいサイトを作る

出版系サイトを作る際には、どのくらいの量の書籍を掲載するかということが問題となります。
様々なジャンルに亘る本を掲載するのであれば、分かりやすいサイトを作ることを心がけないと訪問客が迷ってしまいます。
一方で、あまり多くの本を紹介しないのであれば、一つ一つの本についての紹介を丁寧に行い、確実に購買に結びつくような工夫をすべきです。

多くの場合、「TG-NET」のように、たくさんのジャンルにわたる本をたくさん紹介するものです。
その際には、上手にそれぞれの書籍のジャンル分けをすることが、効率的な販売のカギとなります。
「恋愛」や「アクション」、「学術書」など、できるだけ細かくジャンル分けすることで、訪問客はお目当ての本に行きつけるようになります。

もちろん、最初から買いたい本のタイトルが決まっているのであれば楽なのですが、購入見込み客の中には漠然を読みたい本を探している人もいます。
そのようなケースのとりこぼしがないように、分かりやすいジャンル分けをすることが肝心なのです。
さらに、それぞれの本の紹介文を書くことで、購買欲を高めることができるようになります。

ランキング掲載などいろいろな工夫をする

書籍は基本的にどこで買っても同じ価格となるため、工夫をしないと競合店もしくはサイトとの区別をつけることができません。
そのため、時期を変えてオススメ書籍の紹介をしたり、売れ行きランキングという形式で本をピックアップしたりといった工夫をすることが成功の秘訣です。

また、紙ベースの本を販売するのであれば、複数購入特典として配送料の割引などをして、書店での購入よりも割高になってしまうというイメージを回避することが重要です。
出版系サイトの運営は他のジャンルより難度が高いのでしっかりと構想を練るようにしましょう。