雑貨系サイトの事例

222月 - による - 0 - 各業界のECサイト紹介

いかに商品イメージを実物に近いものにするかがポイント

雑貨系のサイトは、たくさんの商品を気軽に見られて購入できるというメリットがあります。
そのため、ECサイトとして成功しやすいという面もありますが、同時に競合するサイトも多いので、上手にサイトを構築しないとなかなか効率の良い運営ができないという面も生じます。
サイトの作り方次第でかなりアクセス数、購買率が変わってきますので、成功しているサイトの事例をしっかりチェックして、良いところを学ぶようにしましょう。

基本原則として言えることは、雑貨系のサイトでは、いかに商品イメージを実物に近いものにできるかということが肝心です。
実店舗でも、それぞれのアイテムを手に取って見られるようにしていますし、内装やディスプレイの仕方を工夫して、購入客の気分を盛り上げるようにしています。
雑貨はこうした商品を手に取ってみるというお客さんの動作が重要となるため、オンライン上でもできる限り実体験に近い雰囲気を作ることが大事なのです。

顧客の囲い込みができるような戦略を練る

雑貨を購入するお客さんの多くは、それぞれのアイテムのデザイン性の良さや使い勝手の良さに惹かれて購入します。
そのため、特定のブランドやデザイナーの商品のファンが出てくることが多い傾向にあります。
こうしたブランドファンを囲い込むために、いくつかのサイトでは独自のポイント制を設けるなどしています。

「伊東屋オンライン」はその例で、実店舗でもオンラインショップでも使えるポイント制度を設けています。
伊東屋ではいろいろなブランドの文房具を扱っていますが、デザイン性の高い特徴的なアイテムも扱っているため、リピーター客が多いという特徴があります。
そのファンとも言える固定客を逃がさないためにも、実店舗だけでなくオンラインショップでもポイントを使えるようにしているのは効果的です。

プレゼントを意識して販売を行う

雑貨は自分のために購入することもありますが、ちょっとしたプレゼントのために購入するという人も多くいます。
そのため、雑貨系のサイトを作る際には、ギフト目当ての購入客をターゲットとすることも忘れないようにしましょう。

「箱庭のおくりもの」では、Facebookと連動して、友だちの誕生日を表示して、それに合わせてサイト内でプレゼントを購入できるようにしています。
ソーシャルメディアの機能を上手に使うと共に、雑貨系ショップの特徴を完全に捉えた素晴らしいアイディアだと言えるでしょう。
それぞれの店舗の強みを生かして、顧客が雑貨を購入するタイミングを正確に把握して、販売を効率的に進める方法を編み出すことが成功のポイントと言えます。